ぴか歯科

歯科医師です。これまでの人生や仕事についての考えを述べます。

笹山直規さんの個展に参加して【第一章】笹山直規さんとの出会い

まず言っておく。これは誰に頼まれたわけでもなく、私が勝手にやっていること。投稿に際して笹山さんにお伺いを立てたところ、私の表現の自由を最大限に尊重してくださったこと。

 

そして今日は2022年4月23日。笹山さんの個展は4月30日まで開催されている。少しでも気になった方は、ぜひ足を運び、実物を目にしてほしいと思う。きっと何かが変わるから。少なくとも私は、個展に行き人生観が変わった。

 

個展に関して、長編になったため3部構成とします。

  1. 笹山直規さんとの出会い
  2. 個展会場―ルンパルンパでの出会い(仮)
  3. 個展に参加して変わったこと(仮)

 

全てはこのツイートから始まった。

金沢で4月末日まで行われている笹山直規さんの“ありふれた死と何気ない日常”をテーマにした個展「YOU & ME WILL DIE SOMEDAY」。3月半ばに出展について知り、「行きたいけど仕事もあるし、今からだと飛行機も高いから、次の機会に」と考えていた。行けもしないのに、会場と日程の案内のみスクショして保存していた。

 

そんなある日、「(個展のDM)誰かもらってくれませんか」と笹山さんのツイートが。タイムリーに見ていた私は「こんな見ず知らずの人に言われても困るだろう…」とコメントを躊躇したが、「心底貰いたい…です」とつい頭の中にあった言葉をそのまま送ってしまった。

 

すると笹山さんからすぐにお返事が。私が行けないのなら個展のDMを送ってくださると言う。私は感動してしまって、すぐに自分の住所と本名を連絡した。そして続くツイートに対し、売り言葉に買い言葉のように、勝手に私が腹を括ったことから、この5日後には金沢へ降り立つこととなった。

 

私が笹山直規さんの存在を知ったのは今年の3月5日。そう、存在を知ってから直接会うまでに1ヶ月も経っていない。さらに笹山さんを知ることになったきっかけは、ご本人の絵ではなく、なんとマゾヒズムに関する投稿だった。

 

もう消してしまったけれど、当時私はSとかMとかについて割と真剣に語っていたので、関連する内容を検索した際に、目に留まったのだろう。

 

自分でも、まさかあれがきっかけだったとは、とツイートを遡りながら目を疑ったが、出会いというものはちょっとした偶然が重なってできるものだということを身を以て感じた。

 

そして当時、それまで恐れていた死に対して「近づきたい」というフェーズに自分がいたこともあり、笹山さんの描く絵に急速に惹かれ、毎日ツイートを見るようになった。ただ、単に「死」が描かれているからではなく、笹山さんの絵から出される何かに惹かれていたことは間違いない。

 

さらに笹山さんとの出会いを盛り上げてくれたのは、新宅睦仁さんだった。

 

私は新宅さんの投稿を見ると、全て「いいね」をしてしまいたくなるくらいに新宅さんのツイートやお考えが好きだ。そんな方から、笹山さんとのやり取りを機に、こんなにテンションの上がるご投稿をいただけるとは。ほんの数日前に、「今一番会いたい人」として名前を掲げたお二人と一度に関われたのだから、感動しかなかった。出会いは行動力とタイミング。これを心に刻んだ。

 

最後に、個展の詳細はこちら。

個展に参加して出会った方々、そして参加したことでいかに自分の考え方が変わったかについては、続く二章、三章で述べていきます。

 

 

Special thanks: 笹山直規 新宅睦仁(順不同、敬称略)

この一連の投稿に際して、"Special thanks"としてお名前を掲載する皆様に、投稿内容に関して了承を得ました。どなたも快くご対応くださり、温かいお言葉をくださったことに心より感謝を申し上げます。

 

画像を含むツイートは埋め込みができなかったため、スクリーンショットにて対応させていただきました。